自助努力があってこその福祉だと思うんですよね、、、
あおいです。7月も後半戦。今週考えたことをまとめていきたいと思います。
7月20日にこのようなツイートをしました。
運よく?他人様と登録は間違われてはいなかったのですが。
マイナンバーカードと保険証を紐づけることで、マイナポータルで確認すると入院した際の限度額認定証の区分が分かるようになっています。
今までは役所にわざわざ足を運んだり、郵送による手続きが必要でしたね。
マイナンバーカードを保険証として利用することで今までの手続きが不要になったのです。
利便性を考えると良い感じがしますね。(私はまだ使ったことがないのですが)
しかし、同時に怖さも感じてしまうのです。
政府がやろうとしているのは、申請しなくても国民の財産が把握できる仕組み作りです。
コロナ禍において、国民1人あたり10万円の現金給付があったのは記憶に新しいと思います。
給付の手続きがスムーズにいかなかったことで、利便性を売りにポイント還元というバラマキを利用して
マイナンバーカードの浸透をさらに推し進めようとしているように見えました。
しかし、言い方は悪いけれど、政府は味をしめてしまったのです。
何もかもを一元化し管理社会にしようとしているようにどうしても感じてしまうのです。
もちろん、何もしなくても10万円が配られると嬉しいですよね。(税金は納めていますが)
しかしそれは、ぶらさげた人参を追いかける馬になったようなものです。
人間は楽な方に走りがちですし無料という言葉にも弱い生き物です。
そして無料は実は税負担化だということをどうも忘れがちです。
保険証の紐付けの次に、銀行口座の紐付けがあります。
マイナンバーカードを利用して、給付金の支給や手続き等をスムーズに行います!という謳い文句で
私たち国民は財産を把握されるというトリックにハマってしまうのです。
現在は1つの口座でOKですが、そのうち全口座を登録するよう検討されています。
貯金に課税されるのではないかという懸念が沸いてくるのは自然なことです。
政治家の中には、貯金に課税されることを公然と促すような発言をする人もいて世も末だなと思いました。
申請主義には煩雑さというデメリットはあるものの、必要な人だけが申請できるというメリットがあります。
申請主義を単に良くないものとして切り捨て、プッシュ型に転換しようとするのはいかがなものかと。
申請もしないのに勝手に「あなたはここまでの支払いで大丈夫です。自動でお金をあげます」と分類される人もいれば「あなたはこんなに稼いでいるし、貯金もあるので貧しい人のために没収します」なんて人も。
プッシュ型、言い換えるとはじめから与えられる福祉は増税する言い訳が簡単に作られてしまうのです。
他国のマネをして素晴らしいと勘違いしたゆりかごから墓場なんていう行き過ぎた福祉の先には、国家破綻という未来が待っています。
自助努力が当たり前にあって、セーフティネットとして福祉があるのです。福祉ははじめから与えられるものであってはならないと考えます。
社会福祉士としては、貧困等で立ち回ることができなくなった人が助けを求めたり、助けを求めようか
迷っている時にこそ寄り添える存在でいたいのです。
自分の力で何とかしてみるという自助論こそが国民を豊かにし、国をも豊かにし、未来も豊かに変えていく。
バラマキや利便性に踊らされてはならないなと思います。
私たちは政府のATMではありません。全ての増税に反対します!
では、また~☆彡